泣いても 泣いても/花火

藤田麻衣子 泣いても 泣いても/花火歌詞
1.泣いても 泣いても

作詞:藤田麻衣子
作曲:藤田麻衣子

泣いても泣いても
希望を捨てたくない
もうだめと思っても
明日は少しだけ
よくなるかもしれない

例えば
真っ暗な道に迷い込んで
恐くて不安で
出口も見えなくて

こんなこともあるって
思える日もあれば
もうだめって絶望を
感じてしまったり

問題は現実ではなく
それを恐れる心

泣いても泣いても
希望を捨てたくない
もうだめと思っても
明日は少しだけ
よくなるかもしれない
泣いても泣いても
私はあきらめない
決して終わりじゃない
涙の後はいつも
喜びが待ってる
信じてるから

例えば
急な坂道を上るとして
つらくて疲れて
でも進むしかなくて

これを乗り越えたらって
上った先はまた次の坂道

一人で悩んで
考えすぎるたび
よくないことばかり
浮かんできてしまうよ
落ち込むそんな時は
一人じゃないって
思い出してみよう
下を見てる時も
チャンスは何度も来る
見逃さないように
顔を上げて

どんな苦しみも
ずっとは続かない
いつか笑って話そうよ
あの時は苦しかったななんて
必ず来るその日を
信じて今を生きよう

泣いても泣いても
希望を捨てたくない
もうだめと思っても
明日は少しだけ
よくなるかもしれない
泣いても泣いても
私はあきらめない
決して終わりじゃない
涙の後はいつも
喜びが待ってる
信じてるから

涙の後はいつも
喜びが待ってる
顔を上げて


2.花火

作詞:藤田麻衣子
作曲:藤田麻衣子

カランコロン カランコロン
下駄の音
水たまり 団扇 六人
出掛けた夏の夜

君は白い浴衣 髪飾り
話し掛けられるたびに
君を上手く見れず

静かだった空に
一つ響いた音に
人々は足早になる

人込み 河川敷
黄色い花火が広がる空の下
振り返るたび君を探す

水風船や金魚すくいや
飛び交う大きな声に
屋台が続く道

いつもと違う町
いつもと違う夜
ふと変われそうな気がした

すれ違う人に
君が押し流されてしまわぬように
話し掛けて隣を歩く

この花火の夜
思い出にだけして
終わらせたくない
夏が行く前に

人込み 河川敷
真っ赤な花火が広がる空の下
君の手を握り走り出す


3.きっと

作詞:藤田麻衣子
作曲:藤田麻衣子

きっと今夜もあなたから
連絡はこないのに
眠れないの 待ってしまう

そっと言われたあの言葉
この耳から離れない
期待したくないのに

会いたい時に
会いに来てくれるような
人じゃないって
そう初めからわかってたのに
どうしてこの心は望むんだろう

きっとあなたは誰にでも
あんなふうに優しい
あんなふうに見つめるんだろう

きっとあなたは
今頃私のことを忘れてるの
それなのになぜ
思い出しては
こんなにこの心は恋い焦がれる

そっと決めた あと五分
連絡がこなければ
今度こそ もう眠ろう